電気シェーバーと足の毛穴のリアルな関係とは?
カミソリや毛抜きに次いで人気の高い足の脱毛法が電気シェーバーです。電気シェーバーは比較的お肌にダメージの少ないアイテムと言われていますが、実際のところ足の毛穴の予防になるのでしょうか?
電気シェーバーのパフォーマンスいかして、足の毛穴を上手に予防するためにはどうしたら良いのかを調べてみました。
目次
電気シェーバーの構造
※左が外刃、右が内刃(出典:Panasonicのサラシェより)
電気シェーバーには2つの刃があり、肌に当てた時、毛を押し出す「外刃」と、外刃で押し出された毛を刈る「内刃」に分かれています。
外刃があることで毛を剃る内刃が直接皮膚を傷つけないように設計されているため、皮膚へのダメージが大きくありません。
電気シェーバーは足の毛穴の原因を作るの?
電気シェーバーはカミソリや毛抜きと違ってお肌への負担が少ない脱毛器具です。
とはいっても、足の毛穴をつくる原因がないというわけではありません。
電気シェーバーといえども、足の毛穴を引き起こす要因もありますので、以下の点を意識して注意してください。
吹き出物がある場合
毛のう炎やニキビなどの症状がある場合、皮膚を傷つけてしまう原因になります。
毛穴が鳥肌のように立っている場合
毛穴が鳥肌状に立っている場合、皮膚を傷つけてしまう原因になります。
深剃りする場合
肌に押し付けると深剃りできますが、シェーバーの刃で肌を傷つける原因になります。
逆剃り
カミソリの場合は毛の流れに沿って剃ることが基本ですが、電気シェーバーの場合は逆で毛の流れに逆らった逆剃りをすることが基本です。
毛の流れに沿って剃りづらいからと言って押し付けて剃ったりすると肌を傷つけてしまう原因となります。
※なお、男性のひげ剃りの場合は、流れに沿って剃った後に、逆反りという順序が基本となりますため、やり方が異なります。
出典:Panasonicのサラシェ説明書より
刃を交換しない場合
電気シェーバーの刃も使っていくうちに切れ味が悪くなってゆきます。
切れ味の悪い刃では皮膚を傷つけやすくなります。切れ味が悪く感じた時が交換タイミングですが、外刃は1年、内場は2年を目安に交換します。
※購入日をメモに残しておくと、正確に交換タイミングを確かめることができます。
アフターケア不足
電気シェーバーの質や、お肌の調子、体調などによってはお肌を傷つける場合があります。
保湿をおこたるアフターケア不足は足の毛穴をつくる要因となります。
説明書に従わない
シェービングクリームを使ってはいけないタイプの電気シェーバーでシェービングクリームを使うと、刃の目詰まりを起こし肌に傷をつける原因になります。
使用上の注意を確かめてから使うようにしましょう。
体調が悪いときは避ける
寝不足や生理の時の肌は大変敏感で、免疫力も弱っている時期です。肌が弱くないという方でも、この時期は避けておいたほうがよいでしょう。
体調が悪ければ無理せず除毛をしないことをおすすめします。
※なお、生理後の1週間がムダ毛処理に適しています。
足の毛穴予防の結果に差がでる4つのポイント
どんなムダ毛処理であろうと確実にお肌を傷つけていますが、ムダ毛処理から受けるダメージを極力おさえることが足の毛穴を予防する重要なポイントとなります。
こちらは抜いたり剃ったりする様々なムダ毛処理方法に活用できるやり方です。
1.除菌
ムダ毛処理後のお肌のトラブルは雑菌が原因で起こります。
足をきれいに洗って侵入してくる雑菌の数を減らしておけば雑菌による影響をおさえることができます。
2.温めてからおこなう
お肌も毛もケラチンというタンパク質で作られています。
ケラチンは温度が低くなると固くなるのですが、温めるとやわらかくなる性質があります。
蒸しタオルで温めたり、お風呂でしっかり温めておけばスムーズにムダ毛処理ができるのでお肌へのダメージを軽減してくれます。
3.おわったら冷やす
ムダ毛処理後のお肌は炎症を起こしている状態です。
この炎症は「寒冷療法」を使ってしずめます。
温めてしまうと逆効果ですのでご注意を。
温熱療法 |
寒冷療法 |
---|---|
血管拡張 | 血管収縮と二次性拡張 |
血流増加 | 血流量の減少 |
神経伝達速度の上昇 | 神経伝達速度の低下 |
4.保湿
傷は乾燥させると傷跡が残りやすいのですが、保湿させると傷跡が残りにくくなります。
保湿して傷跡を残させない方法を「湿潤療法」(モイストヒーリング)と言います。
この湿潤療法を活用してムダ毛処理で傷ついた肌を傷跡をケアすることで結果に大きな差が生まれます。
ムダ毛処理は体調が良い日のお風呂上がりが適しています。
なお、ムダ毛処理後はお肌は敏感ですので、お肌が触れる衣類や寝具は清潔にするようにしましょう。
電気シェーバーのメリットとデメリット
電気シェーバーにもデメリットがありますので、後悔しないように購入前にデメリットも確かめてみてください。
メリット
- カミソリや毛抜きに比べて肌を傷つけないので安心。
- 濡らさなくても剃ることができる。
- カミソリに比べて刃の交換が少ない。
デメリット
- カミソリに比べ深ぞりができないため、ツルツル感を求める人には物足りない。
- 細すぎる毛や細かい箇所などはうまく剃れない場合がある。
- 使用したあとの掃除や専用オイルをつけるメンテナンスが意外と手間。
- カミソリに比べるとお値段が高め。
コストパフォーマンスのよいおすすめ電気シェーバー
1つ数万円もする電気シェーバーもあれば数千円で購入できる電気シェーバーもあります。こちらは、楽天でも人気の高いおすすめの電気シェーバーです。
価格3,280円 (税込) 送料別
送料640円
【明日楽対応】お手軽なお値段で、お風呂で使え、水洗いOKの女性用ムダ毛処理電気シェーバー Panasonicのサラシェを楽天で見る >>
電気シェーバーと毛穴の関係について【まとめ】
お肌に優しい電気シェーバーといえども、皮膚を傷つけてしまう可能性がありましたので、結果、足の毛穴をつくる要因があることがわかりました。
電気シェーバーをご利用の際は「お肌を傷つける注意事項を確認し、お肌にダメージの無い環境で、しっかりアフターケアをすること」をしっかり意識することで足の毛穴の予防につなげることができることが調査した結果確認できました。
足の毛穴トラブルを解決に導く2つの方法
足の毛穴のトラブルを解決に導くには、「1.クリニックやエステで脱毛する」「2.足の毛穴トラブルを治す」の2通りがあります。
なかなか足の毛穴トラブルが解決できない方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
「1.クリニックやエステで脱毛する」向け
「2.足の毛穴トラブルを治す」向け
足の黒ずみ毛穴(色素沈着・埋没毛)をきれいに治す人気クリーム特集 >>
足の色素沈着の原因と対策について見てみる >>
足の赤いぶつぶつ毛穴は保湿でケアについて見てみる >>
足の埋没毛の原因と治し方について見てみる >>